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[お引越し前に必読!]どこまで掃除をするべき?気になる引越し前のあれこれ

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こんにちは。ライフサービスLASTの宇都宮です。

最近、知人から引越しの手伝いをして欲しいと連絡があったので、今回の記事は引越しに関するお掃除など、気になる引越し前のあれこれをまとめました。


この記事は以下のような人におすすめ。

  • 引越し前の掃除ってどこまでするべき?

  • 原状回復とは

  • 不要になったものはどうしたらいいの?

この記事を読めば引越しに関するお悩みを解決することができます。



目次





引越し前の掃除ってどこまですればいいの?


「引越し前に掃除をする必要はあるの?」「入居時にクリーニング費用を払っているのに必要なの?」と疑問に思っている方は少なくないはず。しかし、退去時にはお掃除をする必要があります。なぜなら、賃貸の借主には原状回復義務があるからです。では、原状回復義務とはどのようなことなのでしょうか?これは、借りた部屋を契約時の状態、つまり入居前の状態に戻すことを指します。

しかし、具体的にどこまで掃除をするべきなのでしょうか?お部屋の場所別に見ていきましょう。



  • 浴室

    浴室には、水垢、皮脂汚れなど様々な汚れが溜まっています。

    まずは、浴室全体を水で濡らし、天井を拭きましょう。その後は、浴槽、浴室の床をアルカリ洗剤などを使い、スポンジで擦りましょう。最後に水気を取れば終了です。


  • 洗面

    洗面は髪の毛や、歯磨き粉の汚れなどが付着しているので、それらを取り除きましょう。洗剤を洗面台に吹きかけて、スポンジで擦ればOK。


  • キッチン

    まずは、シンクに食べ物の残りなど、生ごみがないか確認しましょう。キッチンの換気扇などを分解する必要はございません。キッチンの油汚れはなかなか取れないので、キッチン横の壁や、コンロなどの軽い汚れを取れる範囲で落としましょう。(アルカリ洗剤をウエスに染み込ませて拭き取ります)。


  • トイレ

    便器に付着した排泄物などを取り除きましょう。便器の部分は陶器なので、少し硬めのブラシなどを使うとすぐに落とすことができます。


  • 各お部屋

    掃除機をかけ、クイックルワイパーなどで拭きあげましょう。


以上のお掃除をすれば問題なしです。




どこまでが借主負担?


「退去時に壁紙張り替えの高額請求をされた」「床の張り替えを請求された」などお耳にしたことはないでしょうか?しかし、これらは本当に借主が払うべきなのでしょうか?

大阪府が作成した「賃貸住宅の原状回復トラブル防止」ガイドラインを参考に見ていきましょう。


  • 鍵の取り替え(紛失、破損のない場合)貸主負担

    鍵の紛失、破損による取り替え    借主負担


  • 浴室

    浴槽、風呂釜等の取り替え(破損等はしていないが、次の入居者のために行う)貸主負担

    水垢、カビ等 (使用期間中に清掃、手入れを怠った結果汚損が生じた場合)  借主負担


  • トイレ

    取り替え(破損等はしていないが、次の入居者のために行う)         貸主負担

    水垢、カビ等 (使用期間中に清掃、手入れを怠った結果汚損が生じた場合)  借主負担


  • 洗面台

    取り替え(破損等はしていないが、次の入居者のために行う)         貸主負担

    水垢、カビ等 (使用期間中に清掃、手入れを怠った結果汚損が生じた場合)  借主負担


  • クロスの日照りなどによる変色、画鋲、ピン等の穴 貸主負担

    クロスのタバコのヤニ、釘穴、ネジ穴       借主負担


  • 貸主負担

    家具の設置によるへこみ、設置跡、日照り、建物構造欠陥による雨漏りで発生した変色、色落ち

    借主負担

    引越し作業で生じたキズ、冷蔵庫下のサビ、借主の不注意で雨が吹き込んだことによる変色、色落ち


以上のことから、借主の故意、管理不足で生じたものでなければ、基本的に貸主負担となります。



引越し前のお掃除のコツ


退去の立会いはそれほど厳しくありませんが、トラブルを防ぐためにきちんと掃除をすることをお勧めします。

では、特にどこに気をつけて掃除すればいいのでしょうか?


  • 床、壁

    特に目立つ場所は、居室の床、壁です。部屋の中で一番面積を占める場所は重点的に掃除をするようにしましょう。床は掃除機をかけて、汚れている部分は水拭きをしましょう。壁はクロスが破れる恐れがあるので、汚れた部分を濡らしたウエスなどで優しく拭き取りましょう。


  • 水廻り

    水廻りは一番汚れやすい場所です。特にトイレ、浴室は汚れが目立ちます。浴室はカビを除去しましょう。カビキラーなどの塩素系のものが効果的です。水廻りは日頃から掃除をしていれば、それほど汚れることはありません。水気をとる、換気をする。これらのことを日頃から心がけましょう。


最低限、以上の場所を掃除していれば問題ございません。無駄な労力は使わず、賢くお掃除しましょう。




不用品の処分方法


引越し時は気持ちを新しくするために、今まで使用していたものを処分することが多くなると思われます。しかし、大きなものや処分が難しいものはどのように処分すればいいのでしょうか?


  1. フリマアプリの活用

    一つ目の方法は、メルカリ、ラクマ、ジモティーなどのフリマアプリを活用することです。

    こちらは、処分するのに少し時間がかかるため、時間に余裕のある方、少しでもお金にしたい方におすすめです。


  2. 知人に譲る

    自分にとって不要なものでも、誰かにとっては必要なものかもしれません。知人が必要としているものであれば、譲るのも一つの方法です。トラブルにならないように、しっかり現物を確認してもらってからお譲りすることをおすすめします。


  3. リサイクルショップの活用

    リサイクルショップとは中古品や不用品を買取し、再販する店舗のことです。大型の家電など処分するのに費用がかかるようなものをリサイクルショップで買い取って貰えば、費用もかからず、買取価格分のお金を手にすることができます。




まとめ


日頃から綺麗にすることを心がけていれば、引越し前に大掃除をする必要はなくなります。特に、水廻りなどのお掃除は定期的に実施することをおすすめします。

引越し時は、するべきことが多く忙しくなりがちです。余裕を持った計画を立ててお引越ししましょう。

 
 
 

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